日本人スタッフに英語はどれぐらい必要か? | インド人エンジニア採用FAQ

インドからエンジニアを呼ぼうというアイデアが出た場合、よくあるご質問に、日本語はどれぐらいできますか?というものがあります。

結論から申し上げますと、日本語は世界的に非常にレアリティの高いスキルのため、ごく一部の人以外で、日本語が話せる人はいません。

そのため、インドからエンジニアを招聘する場合、その人は日本語は話せないため、原則的に社内でのコミュニケーション言語は英語になります。

日本語ができないとなると、多くの会社で、英語でのコミュニケーションに対し不安をいだかれる方も多いかと思います。しかし、多くの場合でそれらは取り越し苦労であり、あまり心配する必要はありません。

エンジニアの共通言語は技術

技術者(エンジニア)は技術を共通言語にすることができる。

特に高度なエンジニアリングの世界では、技術という共通言語があります。これらは、世界中どこの国であっても共通な言語です。

例えば、世界からお呼びがかかる日本のプロフェッショナル、職人、技術者は沢山いらっしゃいます。そういった方々は往々にして現地の言葉や英語を話すことはできません。

しかし、エンジニアとしてのスキルの高さがあれば技術を共通言語として活躍することは十分に可能です。TV番組などで、日本の職人さんが海外で活躍する様子が頻繁に放映されていたりしますが、その職人さんたちは現地の言葉を扱えるかというとそうではありません。

しかし、技術という共通言語があれば、十分に活躍することが可能です。

※余談ですが、そこら辺にいる人が世界レベルのスキルを持つことが、日本のすごさの1つです。

そのため、エンジニアの現場に於いては、エンジニアスキルという共通言語があるため、語学そのものはさして重要ではありません。

中国・ベトナムエンジニアとインドエンジニアの違い

日本は日本語の国だが、日本語ができる人は世界レベルでは非常に少ない。

昨今、日本での就労人口が多い国と言えば中国やベトナムですが、中国や東南アジアからの従業員の場合やはりどうしても彼らが日本語を話すという事態が発生します。

日本の会社で働く以上、日本語を話すことは普通のことです。しかし、職場がどのポジションでも日本語必須となると、やはりどうしても「日本語ができる中国人」という分母が少ないセグメントになってしまうことは否めません。

ジャパンasナンバー1の時代は遥か昔となり、日本はもはや憧れの国ではありません。そんな時代において優秀な人材の確保するためには分母を最大化する必要があり、そのためには「日本語ができる人」という条件を無くす必要があります。

現在、多くの会社で活躍している「日本語ができる中国人」という人は非常にレアリティの高い人材であり、引き続きそのセグメントを狙っていくというのは採用戦略的に優位性が低くなります。

留学生プールの限界

留学生をターゲットにする手法も同様にスケールメリットは活かせません。多くの留学生は若いうちから日本という外国に行ってみようというセグメントですので、非常に行動力のある人材プールであると言えます。

しかし、例えばQS世界大学ランキングで日本の大学が北米や欧州だけでなく、シンガポールや中国の後塵を拝しているように、日本はもはや、最優秀層に選んでもらえる国ではありません。

そのため、スキル・ポテンシャル・規模の3点で留学生プールをターゲットにすることは、上限が低い採用戦略であると言えます。

反面、日本語力不要(英語は必要)というカテゴリでしたら、対象者は世界中に存在します。採用戦略として非常に優位性のある戦略です。

日本語話者側に英語はどれぐらい必要か

外国人エンジニアにとっては、仕事よりもプライベートのほうが難しい

もちろん、客先常駐型のSESや営業、総務のポジションでは日本語は非常に重要なスキルですので、日本語ネイティブが担当することには大きな意味があります。

しかし、エンジニアにとっての共通言語は技術です。エンジニア同志ならば、エンジニアリングのスキルを使うことでコミュニケーションをとることができます。

多くの日本の職人が世界で活躍しているため、これは何ら難しいことではありません。

そのような中で非日本語話者にとって難しいことは日本での日常生活です。

これは、日本での生活に既に慣れている留学生を雇用する場合には発生しない問題です。また、留学生にとっては、日本での生活それ自体を勉強するということも必要な経験であるとの見方もできるため、必ずしも手を打つ必要もありません。

しかし、職場でパフォーマンスを発揮することが本業であるエンジニアにとって、日本での生活になじむために時間と労力を注ぐということは、あまりメリットはありません。

本業に集中できる環境、または、本業の糧となる経験を効率よく積んでいることが重要になるでしょう。

※追記、コラム内に日本人=日本語話者という表現が出ておりますが、わかりやすさを優先するためにこちらの表現を使用しております。大坂ナオミさんのように日本語が話せない日本人(日本国籍者)も多数いらっしゃいます。

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