インド人エンジニアの育成スキーム|インドエンジニア採用FAQ

インド、パキスタン、バングラディシュなど、英語公用語国からエンジニアを採用しようと考えた場合採用したあと、どのようにして育成していくかということに課題を感じるかたもいらっしゃるかもしれません。

実は、エンジニアの雇用に関して、育成、すなわち仕事を通じた成長というのは非常に大きなウェイトを占めます。

何故なら、優秀なエンジニアは、世界中のどこでも十分な給与を得ることができるため、相場水準を満たしている場合は、給与というのはメインの理由にはなりません。

また、エンジニアの仕事というのは、航空機のパイロットと同じように世界のどこにでも存在します。そのため、仕事の楽しさや、成長できる仕事、安心して暮らせる環境といった給与以外の魅力が重要な訴求要素になってきます。

自社の仕事を通じてエンジニアが成長することは、企業にとっても明確なメリットであるため、明確な労使のWIN=WINが成立します。そのため、企業にとってはエンジニアの仕事を通じた成長ということについて、明確な戦略を練っておく必要があると言えます。

伸ばしやすいスキルレベル帯

あるレベル帯までは、計画的に育成することができる。

まず、前提として、どのようなスキルでも同じですが、スキルをトレーニングで伸ばす場合、伸ばしやすい/伸びやすいレベル帯というものが存在します。

例えば、100メートルを走る時20秒かかっていた人が19秒に縮めるのと10秒で走る人が9秒に縮めるのとでは、同じ1秒でも、難しさが全く異なります。

将棋の正解でも、コマの動きを覚えて、とりあえず将棋がさせるレベルになるのは簡単ですまた、あるレベルまでは定石と呼ばれるパターンを覚えることで、グングン強くなれます。しかし、「定石は使いこなせて当然」というレベルからは、成長速度が弱くなるでしょう。

外国からエンジニアを招聘するのは、近所に住んでいる日本人エンジニアを雇用するよりも、手間がかかります。そのため、定石を覚えれば十分というスキルレベルのポジションのエンジニアを募集するならば日本人をトレーニングしたほうがコスト的に優位です。 エントリーレベルのスキルのエンジニアをわざわざ海外から招聘するコスト的なメリットはありません。

例えば、ナイトワーク女性、いわゆるキャバ嬢の引退後の仕事として、ITエンジニアという道が一定規模で存在します。

夜の世界は、ごく一部のトップオブトップの人以外は、だいたい30歳程度で引退する世界です。若くて可愛ければ、お客さんを呼ぶことは簡単ですが、若さは必ず無くなります。そのため、30歳程度まで生き残るためには、コミュニケーションスキルやホスピタリティが必要です。

エンジニアリングの現場は多岐に渡ります。実際問題、客先との折衝などのシーンで、非エンジニアのクライアントを相手にする場合は、エンジニアとしてのスキルよりもコミュニケーションスキルの方が重要という場合も多いでしょう。 採用方針として、コミュニケーションスキルがあれば、エンジニアとしてのスキルはパソコンの電源ボタンが何処にあるか不明でもOK、という採用戦略も非常に有効です。

しかし、他の全ての業界と同じように、ある一定以上のエンジアリングスキルをトレーニングで伸ばすことは非常に困難です。「守破離」の「破」を超えて「離」に進むシーンにおいては、自力で行うしかなく、スケジュール立った体系的なトレーニングで伸ばすことはできません。

スキルの高いエンジニアが良いと思う会社

成長できる職場は優秀な人が集まる好循環が生まれる

では、どのようにすれば、高レベルのエンジニアスキルを持った人をさらに育てることができるのでしょうか。

インターネットによって情報へのアクセスが容易になった現代では、スキルレベルアップに必要な情報そのものは検索することで簡単アクセスすることができます。そのため、より高みに到達するために必要なことは、情報・知識それ自体ではありません。

また、優秀層はお金では動きません。成長できる環境を提供できない企業は優秀な層からは見限られてしまいます。

しかし、世界のトップスキルエンジニアが多く所属する企業というものは確かに存在します。これはGAFAのような世界的に有名な企業だからということではなく、日本の中小企業でも、優秀なエンジニアがこの会社に所属する意味があると思ってもらえる企業が確かに存在します。

そういった会社に共通することは、自身の存在意義を満たせる仕事があることです。事実として、日本には、リアル下町ロケットの企業が沢山存在しており、優秀なエンジニアにとって刺激になるビジネスのフィールドが日本にはたくさん存在します。さらに、そのような最先端の仕事はコモディティ業務ではないため、企業の売上という点でも非常に有益な仕事です。

簡単に伸ばせて劇的に生産性があがるスキル

最も生産性の高いスキルアップルートの構築が企業経営には大切

優秀なエンジニアにとって、重要なのは、面白くエキサイティングな仕事であり、そのような仕事は既に日本に沢山存在します。しかし、海外からやってきた優秀なエンジニアが日本の会社で面白くてエキサイティングな仕事に全力が注げるかというと、それは別問題です。

観光としてならばともかく、日本の社会は日本語ができない人に難しい社会です。布団や大型電化製品、インターネットや電気・水道・ガスなどの生活インフラなど観光客を対象としないビジネスにおいての利便性は非常に低くあります。また、住民票、マイナンバーなどの役所業務は非常に対応コストがかかります。

また、長期滞在をする人にとっては、地域のクリニックなど、体調不良時の安心感も非常に重要です。また保険などの、じっくりとした吟味が必要な商品も必要になってきます。しかし、これらの対応は総じて非常に難しくあります。

そういった、生活者としても諸々に関する不安や心配を取り除くことで、優秀なエンジニアが面白くてエキサイティングな仕事に全力を注ぐことができます。つまり、優秀なエンジニアにとって、簡単に伸ばすことができ、劇的に生産性があがるスキルは、このような日本での生活者としてのスキルであると言えます。

人材採用はギャンブルではない

人材が採用しない前提ならば「人材目利き」はギャンブルになる

企業には雇用した人材に対して仕事を通じた成長を与える必要があります。これは人道的な理由からではなく、経済合理的な理由からです。

採用した人材が成長しないならば、採用段階での「人材の目利き」が企業経営の全てになってしまいます。これではギャンブルと変わらないので運否天賦の企業経営になります。これでは、企業の経営がギャンブルではない以上、人材の採用もまたギャンブルではありません。

そして、人材はモノではないので、人材側も企業を選ぶことができます。給料しかメリットが無く、自分自身の市場価値を高めていくことができない企業は優秀な人材に選んでもらうことは今後ますます難しくなっていきます。

企業経営の本質は「投資」をしてビジネスを大きく育てることです。これは人材も同様です。人材に対して投資をすることで個々の人材を育成し、成長した人材で以てよりビジネスを成長させていくことが非常に大切です。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。株式会社南アジアエンジニアでは人材の育成・成長という視点からも御社の採用戦略のご相談にのっております。もし、何かございましたら、是非お気軽にお問合せください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です